追悼と哀愁

2009年7月29日 DESPAIR
光の届かない石の下でさえ

植物は生まれ、育つというのに。

光の届く場所から

どんどん逃げて

行き止まりになってから

大声で叫ぶ。

さみしいこと、

つらいこと、

なさけないこと、

がまんできないこと、

よわいこと。

認めないから弱いまま。

認めないから認めてもらえない。

始まったカウントダウンに焦りながら

自らは認めずに

人には認めてもらおうとするその滑稽さ。

哀愁すら漂うその背中に

かつての力強さも無く。

臨界点はすでに超え、

逆方向に歩き出す。

悲しい背中に追悼を。



Mourning and sorrow

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